高温多湿な日本の夏も、実は最も気温が高い時間帯は意外と低湿度。クールルーフファンが気化放熱による冷却能力を発揮するのに最適な環境といえます。プロペラフファンによる大量の送風は作業ゾーンに気流を与え、体感的にさらに涼しくします。

外気に含まれる塵埃や雑菌はエレメントの水膜で吸収。自動的にクリーニングされる水槽に流れ落ちるので、涼しくてきれいな空気を供給できます。また、コンプレッサやコンデンサなしで涼風を作り出します。また、フロンガスを使用しないのでオゾン層破壊の心配もありません。

互換性を重視して、取り付けベース部はルーフファンと共通の寸法としてるので、既存の架台や水切りがそのまま利用できます。また、吸気ルーバーパネル、エレメント、エアフィルタ（ユニット式）の取り外しは簡単で、内部点検やメンテナンスも容易に行えます。

補強水の殺菌能力を高める「給水連動型薬注装置」を標準装備しております。また、風向きを変える「オートスイングルーバー」や「インバーター」をご用意しました。これらを利用すれば、ボタン操作だけで季節や時間帯、作業内容に合わせた風量に調整して省エネを実現できます。